無題

息子への手紙

幸せそうに見えるけれど。

深夜2時。

同い年の夫と、4歳の息子は寝室でぐっすりと寝ている。

 

ダイニングで一人、パソコンを広げてこのブログを書き始めている。

私はあゆみ。

今年で32歳になる。

 

一見ごく普通の主婦だけど、今夜寝れないのも、現在患っている双極性障害という精神疾患のせいだ。

2011年頃にうつ状態になって体調を崩してから、かれこれ10年もの間、精神科にお世話になっている。

 

私の口癖は「死にたい」だ。

10代の頃から変わっていない。

 

一見、快活で明るい性格に見えるため、自己肯定感も高く、自信もあり、友達も多いし、私の生活を傍から見れば、何不自由ない人生に見えることだろう。

今でこそ息子もある程度大きくなり、少し落ち着いて生活できているようなものだが、実は、私は人生の半分以上の時間を、ずっとずっと様々なことに悩み続けてきた。

 

お金がないこと、

時間がないこと、

健康でないこと。

・・・

どれも生きていく上で必要なことだけれど、こんなにも恵まれた日本に住んでいれば誰かが補ってくれるし助けてくれる。

 

けれども、それ以上に。

私には、ずっとずっと悩み続けてきて、いつでも最終的に思い出し涙することがある。

 

それは、私の実の「母親」についてだ。

 

いつだってそう。

思春期に担任の先生に相談したのも

大学時代にのめり込んだ恋愛相手に相談したのも

新卒で入社した会社の上司に相談したのも

精神を病みカウンセリングでずっと相談していたのも

 

全部全部私の母親についてだ。



私は母親を憎んでいる。

なぜなら、私をちゃんと愛してくれないからだ。